キックオフを終え、学生たちは「具体的なビジネス商品」を検討します。今年は久しぶりの「対面販売」方式です。「買ってくださ〜い!」「美味しいですよ!」等々の声が飛び交い、売り込みに必死になる姿が目に見えるようです。

しかし、8月イベントなので、「暑い時期だから冷たいものが売れるだろう!」「やはり胃袋を掴むにはガツンとくるものがいい!」等々試行錯誤は続きます。

「調理したものを販売」するには、保健所の営業許可が不可欠です。当然として「食品衛生責任者」も必要です。大学生や高校生にとっては、とっつきにくいことだと思いますので、事務局として「保健所講習会」を準備します。

5月22日(月)県立大学において、「由利本荘保健所による食品衛生講習」を行いました。

講師は、秋田県由利地域振興局福祉環境部環境指導課の若狭大志主任です。

最初に「食中毒について」、「仮説店舗での飲食店営業許可の手続きについて」、そして「食品衛生管理日誌」の講習を行いました。

以前に申請した様式と違っていて、事務局の私は驚いてしまいました。令和3年6月に改正されたようです。




この「JPX企業体験プログラム」で最大のリスクは「食中毒」です。うまい商品、売れた商品であっても、「食中毒被害」が生じれば、このプログラムの続行は困難になります。保健所の原因追及や公表の結果、運営体制の不備などを指摘されると、NPOとしての信用と体制の維持が困難ですからね。

頼むよ!わかものたち! と心の中で手を合わせているのでした・・・・(^^)

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