朝刊拾いよみです。
秋田県由利本荘市の西目町の海士剥(「あまはぎ」と読みます。)に【徳栄丸】という看板のお店があります。
「nalule-a」とドアに書かれています。「ナルリアと読むそうです」 ちょっと不思議な雰囲気のお店です。
このお店で買えるものは、「水産物の冷凍真空パック」と「手作りお菓子」! 変わった商品の組み合わせじゃありませんか?
ご主人は漁師で、販路拡大のために「水産物の6次産業化」に取り組もうと考えて始まったお店だそうです。
奥さんは調理の経験があり、趣味でお菓子作りをしていたそうですが、「魚とお菓子、あまり聞かない組み合わせだけれど一緒にやってみよう!」とご夫婦で!
漁でとった魚、本荘由利地域の漁師から仕入れたもの、バイ貝やアマダイなどを取り扱っているそうです。新鮮なまま急速冷凍して販売するのが売り!価格は数百円〜千円ほど。
ナルリアでは、手づくりのシフォンケーキやカヌレ、タルト、クッキーなど10種類ほど販売しており、価格は200〜300円台。
旦那さんは「解凍するとそのまま食べられるものもあり、お客さんも手に取りやすいと思う。最近は魚離れも進んでいるので、お菓子を買いに来た若い人が地魚を食べるきっかけにつながればうれしい」と話しています。
営業は、基本「水曜と金曜、午前11時開店、売切れ次第閉店」です。
私の思い
- 一人じゃなく「夫婦」の合意を得るのは簡単じゃ無いのに・・・
- 「夫婦」は基本的に仲がいいが、目指すところが同じとは限りません。
- 普段からのコミュニケーションと価値観の共有の度合いが、同じ道を歩めるかのカギとなります。
- お互いが相手の思いや目標、そしてこれでどうなりたいのか?を口にして、理解して、「相手のために自分ができることは何か?」と見つめ直すことがなければ、一緒に力を合わせることは困難では無いでしょうか?
- 対象物は「自分の得意な商品」で勝負!
- 新たな分野や取り扱ったことが無いものでビジネス展開をするのは危険ですよね。
- 普段から好きなもの、扱っていて習熟しているもの、そして、執着しているものが身の回りにたくさんあるが、それに気づかない場合もたくさんいますね。