書と花、そしてイラストで彩る文化祭ブース
若者合同文化祭の会場では、高校生と大学生の作品展示が多くの来場者を惹きつけました。
まずは西目高校の書道・華道部。
会場に並んだ大きな掛け軸には力強い筆致で書かれた書作品がずらり。訪れる人々は足を止め、文字の美しさと迫力に見入っていました。さらに、華道部の生徒たちが活けた花々が展示スペースを鮮やかに彩り、まるで花の小宇宙が広がっているかのよう。華やかなダリアや季節の草花の調和に「すごい!」という声があがり、作品の前で記念撮影する来場者も絶えませんでした。



続いては、秋田県立大学アニメ・イラスト倶楽部によるイラスト展示。
壁一面に並べられた多彩なキャラクターイラストは、ポップで元気なものから繊細で叙情的なものまで幅広く、若い感性が光ります。仲間と共に制作した同人誌の販売もあり、立ち寄った人たちは「推し」を探して盛り上がっていました。大学生たちの笑顔と誇らしげな表情からは、創作への情熱がひしひしと伝わってきます。






書と花、そしてイラスト。
異なるジャンルの表現が並ぶこの空間は、世代や学校を越えて若者たちのエネルギーが交差する場となりました。文化祭の魅力を存分に体感できるブースでした。